试听
目录
# | 曲目 |
---|---|
1 |
夏を待つセイル(帆)のように |
2 | サヨナラまでのディスタンス |
3 | かけがえのないもの |
4 | 今日はゆっくり話そう |
5 | 君とのふれあい |
6 | セパレート・ウェイズ |
7 | Last Good-bye |
8 | 星のかがやきよ |
9 | 月に願いを |
10 | あなたと共に生きてゆく |
11 | I Can’t Tell |
12 | Good-night Sweet Heart |
13 | 君と今日の事を一生忘れない |
专辑简介
今年デビュー25周年を迎えたZARD。
これは坂井泉水さんの『遺作』です。
シングル『星のかがやきよ / 夏を待つセイル(帆)のように』が久々に8万枚に迫るヒットになり、アルバムの初動セールスも同水準と健在ぶりを見せつけた。
『遺作』になるなんて思ってる人はいなかったでしょう。自分もそうでした。
ZARDが担ってきたのは、時代に移ろわないポップスの供給でした。
愚直なまでにイメージを守り活動してきたのです。
ライブもテレビ出演も数えるほど、限られた活動範囲の中ではタイアップに寄り添った音楽制作しかなくイメージが重視されるタイアップソングはどうしても優等生でなければなりません。
このへん上手くやってるのは山下達郎夫婦ですよね。
ポップスというフィールドで活動するアーティストへはルックスというかセックスシンボル的な要求は少ないはずですがZARDの場合は少なからずそういう要素を引きずってきました。
持論ですがそういう層のファンは次第にふるいからこぼれてEvery Little Thingとか若いアーティストに流れたと思います。
つまり後期ZARDのファン層はZARDの音楽を好きという人の方が多かったのではないでしょうか。
我々が最後に見せられたのは、生活感のなかった彼女の『生』の部分です。
そう彼女も人間であり、病気にもなるという現実。
壮絶といわれた闘病も空しく遠くへ行ってしまった。
『遺作』となった今作。
ファンにはうれしい新曲の多いアルバムになりました。
『セパレート・ウェイズ』や『月に願いを』はこれまでのZARDにはない引き出しを覗かせてくれた。
提供曲のカバー『あなたと共に生きてゆく』もこの年齢だから歌いこなせる深みがある。
ポップスとしての一定の水準を維持しながらも、アーティストとしての欲求に貪欲になれた作品なのではないでしょうか。
歌詞に『太陽』が多く出てくる。